事業承継による開業

開業時から患者数の把握がしやすいのは、経営上の大きなメリットです。

新規開業にはメリットも多くありますが、次のようなリスクがあることも事実です。

  1. 医院が増え、患者数が読みにくく、経営安定まで時間を要する。
  2. 手続きが煩雑なため開業までの時間がかかる。
  3. 建物の建設など開業コストがかかる。

こうしたリスクを解消するために、既存医院の事業継承による開業という選択肢があります。
事業継承による開業は、高齢などの理由から後継者を求めている医院を継承する開業の方法です。

既存医院の事業継承による開業には、多くのメリットが考えられます
  1. 既存医院の患者を引き継ぐことによって、開業早期から安定的な患者数確保が可能。
  2. 推定外来ではなく患者数が明確に把握でき、資金・事業計画の根拠が明確で融資を受けやすい。 
  3. 建物などハードを引き継ぐことで、開業コストを抑制できる。
  4. 診療圏内に競合を増やさずに開業することができる。
  5. 医療法人を引き継いだ場合、当初から理事長に就任できる。新規開業の場合、当初から医療法人とすることはできない。
  6. 医療法人を引き継いだ場合、当初から加算の算定を全て引き継ぐことができる。
  7. 経験のあるスタッフを引き継ぐことができる。
  8. 慢性疾患を持つ患者の側からしても、同じ診療所で診てもらう安心感は大きなポイントとなる。

医院を経営され、後継者に苦労されている医師の皆さまにとっても、事業継承は新たな選択肢となるのではないでしょうか。
長年にわたって運営されてきた医院を次の世代に残していくことができるだけでなく、引き継ぐことによって、これまでの患者さんの受け入れ先が確保でき、また、自身としても売却益を得ることができます。


事業継承による開業の流れ

私たちは事業継承のマッチングと手続きを代行し、円滑な開業をサポートします。

  • 1事業継承での開業を決定
  • 2継承する医院の選定契約交渉・成立 
  • 3事業計画立案
  • 4引き継ぎ診療
  • 5改修プランニング

    そのまま使用する場合は省略

  • 6融資手続き
  • 7改修工事着工

    改修を必要としない場合は省略

  • 8追加の医療機器選定

    追加の購入が必要な場合のみ

  • 9スタッフの再雇用・新規雇用
  • 10広告宣伝戦略の立案
  • 11改修工事完了引渡し

    改修を必要としない場合は省略

  • 12開業諸手続き
©  真下経営 All Rights Reserved.
真下経営のクリニック開業事業承継
PAGE TOP