今年度も残すところわずかとなり、寒さも厳しくなってきた今日この頃です。
先日、2歳になる息子と公園に行ったところ、子供がアリの行列を見つけてずっと見ていました。その時、「アリ」というワードで以前読んだ本の一部を思い出したので書かせて頂こうと思います。
アリの一つの巣の中には2割のよく働くアリと6割の普通のアリと2割のほぼ働かないアリがいるそうです。ある実験で、巣全体の効率を上げるために下位の2割のアリを取り除いたそうです。すると、残った8割のアリの中でまた3つのグループに分かれて、結局「2-6-2」の割合になるそうです。
この話は、ヒトの組織でも同じと言われています。
では、巣全体の効率を上げるためにはどうするかというと、上位2割のアリを更に働かせるそうです。すると6割の普通のアリがそれに釣られて全体的に動きが良くなるそうです。結果としては「2-6-2」は変わらないものの、全体としての効率は上がるそうです。
「中小企業は99%社長で決まる」と聞きますが、この話も関連しているのかなと思いました。
息子とそんなことを考えながら過ごした休日でした。
税理士法人真下経営 法人部 木村
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