ご存知でしょうか。
平成25年6月22日、富士山が世界文化遺産に登録されました。
何故今更…
何故文化遺産なのか…
そもそも世界遺産とは、文化遺産・自然遺産・複合遺産の3つの種類に分かれているようです。
富士山は当初、「自然遺産」でユネスコに申請していたようなのですが、世界的にみて珍しい大きさの山ではないことや、登山客が多いこと(また人の手が加わっている)、ごみが多いことなどの理由から、自然遺産登録とはなりませんでした。
そこで方針転換し、古くから信仰の対象とされてきたこと、歌や文学、絵画など芸術の素材として利用されて、影響を与えてきたこと、などから「文化遺産」として申請し、登録された、という経緯があるようです。
そんな世界に誇る富士山に私は登ったことがなかった(もちろん見たことはありますが)ので、思い切って登ってみることとしました。
初めてなのでツアーで申し込みをし、ほぼ始発の電車に乗り、新宿駅へと向かいました。
そこからバスで富士山の5合目まで行き、昼前から登り始めました。
思っていたより暑かったので、十分な水分補給を採りながら登り、夕方には8合目の宿に到着しました。
運動不足、太り気味、など不安要素がありましたが無事到着し、夕飯を食べ、ご来光を見るため夜から出発するので仮眠をとる予定だったのですが…
寝られない…
一応事前に色々調べていました。雑魚寝だと。
ただ思っていた以上に身動きが取れない、暑い、いびきがうるさいetc…
結局一睡もできぬまま、夜、出発しました。
それでもなんとか(高山病になったりしましたが)登頂し、ご来光を見ることができました。
その後下山し、5合目まで歩くのですが、帰りも辛い…
睡眠不足、行きの疲労も相まって、下山のほうが苦しめられました。
帰るまでが富士登山、らしいです。
それでもなんとか無事5合目まで帰ることができました。
富士山が世界文化遺産であるためには、登山客の意識も大事で、ごみはすべて持ち帰るなど美化に努めなければなりません。当然すべて持ち帰りました。(その為帰りのほうが荷物が多かったです。)
初富士登山を終えて、辛いこともありましたが、きれいな景色にはとても感動しました。
登らないとみることのできないもの、また登らないと感じることのできないことがたくさんあったため、とても良い経験となり、人間として少し成長できたような気がします。
税理士法人 真下経営 大宮事務所 佐藤智輝
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