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国税庁が発表した2017年分民間給与実態統計調査結果によると、2017年の1年間を通して民間企業に勤めた給与所得者の平均給与は4322,000円で、前年に比べて2.5%(106,000円)増加したことが分かった。平均給与は5年連続の増加している。

そのうち、1年を通じて勤務した給与所得者数は、前年比1.6%増の4,9451,000人(正規3,288万人、非正規1,1336,000人)となり、5年連続で過去最多を更新している。

その平均給与の約432万円の内訳は、平均給料・手当が前年比2.0%増の3642,000円と3年連続で増えている。賞与は、同5.4%増の68万円と2年ぶりに増加した。

男女別の平均給与をみると、男性(平均年齢45.9歳、平均勤続年数13.5年)が前年比で2.0%増の531万5千円、女性(同46.2歳、同10.1年)が同2.6%増の287万円で過去最高額となった。また、正規、非正規別にみると、正規が同1.4%増の4937,000円(男性5475,000円、女性3766,000円)、非正規は同1.7%増の1751,000円(男性2294,000円、女性1508,000円)とともに増えた。

平均給与を事業所規模別にみると、従業員「10人未満」の事業所の352万円に対し、同「5000人以上」の事業所では5071,000円。また、業種別にみると、「電気・ガス・熱供給・水道業」が747万円、「金融業、保険業」の615万円が続く。それに対して最も低いのは「宿泊業、飲食サービス業」の253万円、「農林水産・鉱業」の326万円となっている。

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